ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。nekomentary neko mo, shakushi mo

2019.4.17 DVD発売

もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた

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空前の猫ブームの時代に贈る、新感覚ドキュメンタリー。気鋭の作家が猫をテーマに描いた書き下ろし作品を、豪華俳優陣が朗読。猫を愛する作家がつづる、猫をめぐる物語。
夏目漱石なつめそうせき谷崎潤一郎たにざきじゅんいちろう幸田文こうだあや三島由紀夫みしまゆきお…。
愛猫家の作家は、今も昔も数知れず。もの書く人々は、何故に猫を愛するのか?
気鋭の作家ならではの言葉で紡がれる文章と、さまざまな方法で撮られた映像によって見えてくる、もの書く人と猫の微妙なカンケイ。

いずれも直木賞、芥川賞受賞や原作が映画化されるなど著名で人気の作家ながら、猫の前ではわたしたちと同じただのヒト!猫が引き出す「ヒト」の可笑しさや、日々の愛おしさも教えてくれる珠玉のドキュメンタリーエッセイ!

新作の放送も決定。猫と作家のものがたりはまだまだ続きます!

「吾輩は猫である。猫の癖にどうして主人の心中をかく精密に記述し得るかと疑うものがあるかも知れんが、このくらいな事は猫にとって何でもない。吾輩はこれで読心術を心得ている。」(「吾輩は猫である」夏目漱石) 猫の「読心術」。 実際、無邪気なのか、老成しているのか?かわいいのか、意地悪なのか?なんとも捉えどころのない表情をのぞきこんでいると、こちらの心をすべてお見通し、その瞳には、人間たちの滑稽にして哀しい、様々な機微が映し出されているようにも思えてきます。そして、僕らのそんな思いまで受けとめているかに見える猫たちの、真なる想いは…? 後は、実際に映像を味わってください。 これは、不思議な縁で結ばれた、猫と作家の物語。その独特な関係、言葉のない対話の記録です。もの書く人々からの、愛する猫たちへのかけがえのないラブレターなのです。
やっぱりいつも、「もの書く人のかたわらには、いつも、猫がいた。」

番組プロデューサー 丸山俊一

  • 出演
  • 養老孟司、村山由佳、角田光代、吉田修一、保坂和志、柚月裕子
  • 朗読
  • 松坂桃李、上野樹里、戸田恵梨香、大沢たかお、東出昌大、松岡茉優

※朗読:作家が描き下ろしたエッセイをそれぞれ、情感や思いを込めて朗読します。(音声のみの出演)

EPISODE

「特別編 養老センセイとまる鎌倉に暮らす」

〈出演〉養老孟司、まる

鎌倉にある養老事務所の営業部長、スコティッシュホールドの「まる」14歳。7キロの巨体で、特技は床にお尻をつけた通称“どすこい座り”。そんなまるの仕事は“何もしないこと”。明け方近く、養老センセイを起こしてご飯をもらい、近所を散歩し、日がな一日うとうとし、ときどき養老センセイの仕事の邪魔をする。これがまるの日常。センセイがゆっくり出来る日には、まると散歩に出かける。季節の花が咲き、虫やトカゲがいることを発見して、ただただ見つめる。鎌倉山の自然の中で、当たり前に流れてゆく、養老センセイとまるのごくフツーの日常を眺める。(2018年3月3日初回放送)
  • PROFILE
  • ディアホープ・まる
スコティッシュフォールドのオス、14歳。養老センセイの長女に「スカウト」され、家族の一員に。有限会社養老研究所営業部長。日課は散歩と昼寝とご飯と仕事の邪魔。特技は「どすこい座り」。好物はマヨネーズ(ただし、センセイしかくれない)。
<朗読>松坂桃李

「特別編 村山由佳ともみじ 軽井沢の日々よ 永遠に」

〈出演〉村山由佳、もみじ

高原の軽井沢で、直木賞作家の村山由佳さんと暮らすのは17歳の「もみじ」。物心つくころには家に猫がいて、これまでたくさんの猫と生活をともにしてきた村山さんだが、中でも、もみじは特別な存在だ。二度の離婚を経験し、波乱万丈ともいえる私生活とともに作風も大きく変化した村山さん。もみじはその苦楽のすべてをそばで見てきた、いわば戦友だ。高齢のもみじの最期を意識する日々、かけがえのない時間の積み重ねをドキュメント。(2018年9月1日初回放送)
  • PROFILE
  • もみじ
三毛のメス、17歳。生まれてからほぼ村山さんと一緒に過ごし、彼女の全てを知り尽くし、支え合った特別な存在。2018年3月22日、永眠。
〈朗読〉上野樹里

「角田光代とトト」

〈出演〉角田光代、トト

直木賞作家の角田光代さんと暮らすのは、アメリカンショートヘアの「トト」。猫と暮らす前と後では、すっかり世界が変わってしまったという角田さん。トトと出会ってからの角田さんの日々の生活は?都会のマンションで、トトはどんな暮らしを?猫と人間が織りなす不思議な縁…。猫をテーマとする書き下ろし小説のタイトルは、「任務十八年」。角田ワールドが展開する。人間にとって猫とは?猫にとって人間とは?(2017年3月30日初回放送)
  • PROFILE
  • トト
アメリカンショートヘアのメス、7歳。漫画家・西原理恵子の家で生まれる。飲み会の「流れ」で家族の一員に。寛容で優しい性格だが、ちょっと暗くじっとりした一面もあり。好物は鶏のササミ。
〈朗読〉戸田恵梨香

「吉田修一と金ちゃん銀ちゃん」

〈出演〉吉田修一、金ちゃん、銀ちゃん

「悪人」など数々の話題作がある作家の吉田修一さんと同居するのは、ベンガルの「金太郎」とスコティッシュフォールドの「銀太郎」、通称・金ちゃん、銀ちゃん。見た目も性格も正反対の凸凹コンビは、吉田さんにとって昼寝仲間。仕事場兼自宅では、二匹は片時も吉田さんのそばを離れない。猫を飼うのは初めてという吉田さん。スマートでストイック、時に謎めいた孤高の作家が、彼らの前だけで見せる意外な表情とは。(2017年10月2日初回放送)
  • PROFILE
  • 金(金太郎)
ベンガルのオス、7歳。錦糸町からやって来たのが名前の由来。好奇心旺盛で活動的、遊ぶのが大好き。相棒の銀ちゃんとよく追いかけっこをする。
  • PROFILE
  • 銀(銀太郎)
スコティッシュフォールドのオス。7歳。銀座からやって来たのが名前の由来。おっとりした性格で、ブラッシング好き。マイブームは、バスタブでおしっこ。
〈朗読〉大沢たかお

「保坂和志とシロちゃん」

〈出演〉保坂和志、シロちゃん

保坂和志さんの時間は猫を中心に回る。これまでたくさんの猫と暮らし、見送ってきたが、今はシロちゃんの世話に追われる日々。一日の始まりも、朝ごはんをあげることから。シロちゃんのために、遠くへ出かけることも少なくなった。保坂さんにとって猫は生活そのもので、猫がいるから四季があり、喜びがあり、悲しみがある。一人の小説家と猫とのふれあいを見つめながら、生きることの意味を考える。(2018年8月6日初回放送)
  • PROFILE
  • シロちゃん
白猫のメス、15歳。保坂家周辺を縄張りとする猫、マミーちゃんファミリーの一員。作家の寵愛を一身に受けるも、なかなか心を許さず。好物はホタテや「ちゅ〜る」。毎日姿を見せるが、24時間現れなかったことが15年間で2度だけあった。
〈朗読〉東出昌大

「柚月裕子とメルとピノ」

〈出演〉柚月裕子、メル、ピノ

直木賞候補「孤狼の血」が映画化され、今最も注目されるミステリー作家の一人柚月裕子さんは、山形で2匹の猫と暮らす。ぴんと立った耳がチャーミングなヒマラヤンの「メル」と、丸くて大きな目をしたチンチラゴールデンの「ピノ」。いつも静かに作家の仕事ぶりを見守るかのようだ。デビュー10年目、作家になれるとは思っていなかったという柚月さん。日々パソコンに向かい、言葉を紡ぎ出すべく格闘する。メルとピノしか知らない?作家の胸の内は?(2018年8月13日初回放送)
  • PROFILE
  • メル
ヒマラヤンのメス、7歳。おっとりした性格。ゲラ刷りが大好きで、開封前の封筒に乗って仕事の邪魔をする。わりとツンデレな性格。
  • PROFILE
  • ピノ
チンチラゴールドのメス、9歳。穏やかな性格で優しい。妹であるメルの面倒をよくみている。柚月さんにご飯を食べさせてもらうのが大好き。
〈朗読〉松岡茉優

PRODUCT

特典映像

●「もっとネコメンタリー」
 (各回出演のネコたちの未公開映像をまとめました!!)
 各話5分、各ディスクに収録。

   

封入特典

●特製ブックレット(16ページ)

DVDBOX2枚組/品番:PCBE-55989/価格:5,800円(本体)+税
片面二層2枚/STEREO/ドルビーデジタル/MPEG-2/16:9レターボックス

レンタルDVD1、2

片面二層2巻/STEREO/ドルビーデジタル/
MPEG-2/16:9レターボックス

2017年3月~2018年9月 NHKEテレ・NHK BSプレミアムで放送

※商品の内容、仕様、デザイン等は変更になる場合がございます。